トミー・ジョン手術とは
トミージョン手術とは、主に痛めた肘の内側の靱帯を、反対側の肘などの正常な腱の一部を移植する手術です。
アメリカのメジャーリーグで活躍していた、トミー・ジョン投手が由来で名付けられました。
フランク・ジョーブ氏が手術を担当しています。
よく野球ゲームの、実況パワフルプロ野球で出現する、ダイジョーブ博士の名前の由来は、上記のフランク・ジョーブ博士でしょう。
大谷翔平選手の痛々しい手術後がこちらのTwitterにありました。
球団別トミージョン手術者一覧
ヤクルトスワローズ
- 金久保優斗投手 17年ドラフト5位
- 山下輝 投手 21年ドラフト1位
阪神タイガース
- 才木浩人投手 16年ドラフト3位
- 高橋遥人投手 17年ドラフト2位
読売ジャイアンツ
- 堀田賢慎投手 19年ドラフト1位
- 山崎伊織投手 20年ドラフト2位
広島東洋カープ
- 岡田明丈投手 15年ドラフト1位
- 床田寛樹投手 16年ドラフト3位
- 高橋昂也投手 19年ドラフト2位
中日ドラゴンズ
- 田島慎二投手 11年ドラフト3位
横浜DeNAベイスターズ
- 東克樹 投手 17年ドラフト1位
オリックス・バファローズ
- 近藤大亮投手 15年ドラフト2位
- 黒木優太投手 16年ドラフト2位
千葉ロッテマリーンズ
- 種市篤暉投手 16年ドラフト6位
東北楽天ゴールデンイーグルス
- 釜田佳直投手 11年ドラフト2位
ソフトバンクホークス
- 大竹風雅投手 21年ドラフト5位
北海道日本ハムファイターズ
- 石川直也投手 14年ドラフト4位
西武ライオンズ
- 斎藤大将投手 17年ドラフト1位
- 伊藤翔 投手 17年ドラフト3位
- 與座海人投手 17年ドラフト5位
- 上間永遠投手 19年ドラフト7位
トミー・ジョン手術で球速が上がるわけではありません
私たち視聴者側からすると、ダルビッシュ有投手など、術後の方が球速が増していると思う人も多いと思います。
しかし、手術による球速向上などの根拠は全くないとのことです。
要するに、約1年半の間の実戦復帰までに、トレーニングを積むことにより球速が向上しているとのことでした。
羅列してみると手術をしている人の多さに驚きました
羅列をしてみますと、入団してまもない選手だったり、またほとんど20代の選手ばかりでした。
また、故障者の人数に驚きです。
肘の靭帯が切れることは当たり前なのではないかと錯覚してしまうレベルです。
アメリカのリトルリーグみたいに幼少期からの球数制限は必要です
アメリカでは小学生レベルのリトルリーグから1試合70球までなど、チームが厳格に投球数を管理しています。
アメリカでも日本でも、少年期に肘の故障が続発しているからです。
実際私も少年野球チームに所属していた際に、肘を痛めて投げられなくなりました。
少年野球で野球肘になった経験談はこちらです。
少年野球チームで野球肩・野球肘になった経験とそうならないためにやるべきことをお伝えします
僕は高校まで投手をしていましたが、野球をしている間はずっと肘を痛めたまま続けていました。 それは、少年野球チームに所属していた時に肘を酷使してしまったことから繋がっていきます。 本来スポーツとは楽しむものです。それがなぜ慢性的なケガへとつな...
まとめ エースが酷使される環境を防ごう
プロ野球選手になるような人は、子供の頃からずっとエースで、たくさんのボールを投げてきました。
投手にとって、肩や肘は消耗品です。
大切に使わないと直ぐに故障をしてしまいます。
カテゴリーごとの組織が中心となり、トミージョン手術を1人でも回避できるように、アメリカみたいに球数制限を導入していきましょう。
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