この記事は、実際に存在する、普段はあまり見ることのできない作戦を3点紹介していきます。
なぜ普段は見れないのかは、ランナーがいないとできない作戦だからです。
今回は3点を順番に説明していきます。
ランナー三塁でのエンドラン
ランナー三塁の時に、ランナーは走り、バッターはゴロを打つようにして、得点を取る方法です。
小中学生の野球では見かけたりもしますが、プロ野球ではあまり見ることができません。
甲子園で東播磨高校が実際に成功させています。
中学校の軟式野球では、ボールがよく弾むため、作戦として多々あるプレーです。
プロ野球ではボールを確実に転がすことが難しいため、あまりサインがでないのではないでしょうか。
ディレードスチール
ディレードスチールとは、ピッチャーが投球動作をしていない時に行う盗塁のことです。
ピッチャーが投げた後には、通常通りにリードを取り、その後キャッチャーがピッチャーに山なりでボールを返した時に、スキをついてスタートをきります。
相手のミス、怠慢をついた作戦となります。
ロッテの和田選手が何回か成功しています。
ホームスチール
ホームスチールとは、ホームへの盗塁です。
滅多に見られるものではないですが、ルールとして認められています。
プロ野球のレギュラーシーズンでは1年に一度あるかどうかのレベルとなります。
最も有名なのが、ビックボスこと新庄選手のオールスター戦でのホームスチールです。
キャッチャーがピッチャーに対して山なりでボールを返したことにより、成功しています。
基本的には、相手のスキをつくプレーとなります。
3つのプレーも相手の隙をついている
ランナー三塁のエンドランに関しては、相手がストライクを投げてくるであろうカウントでサインがでます。
利点としては、ピッチャー以外に転がすことができれば、ほぼ確実に点が入りますので、ミートに自信のある打者は、スクイズと見せかけて前進してきたところを打つことができますので、得点確率があがります。
ディレードスチール・ホームスチールに関しては、相手の返球が山なりであったり、それたり、もしくは目線がブレていて集中していない時などに、隙をつくプレーとなります。
まとめ
いわゆる奇襲と呼ばれるようなプレーには、日頃からの観察力が重要となります。
相手の隙をつくために、相手のプレーをよく観察することが大切です。
観察することの例えですが、守備位置の確認であったり、牽制球のクセや、キャッチャーが取った後の返球で必ず一度下を向くなど、相手のクセを見抜いていくことです。
そうすることで、野球脳であったり、野球センスが磨かれるので、日々そういったプレーができるように観察していきましょう。
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