この記事は高校野球での寮生活でのだるい出来事やつらい出来事、理不尽なことを経験したことをもとにまとめました。
よくテレビや新聞などの取材では、寮生活は素晴らしいといった側面で報道されており、マイナスな面が報道されていないので、実際は何が苦痛なのかを経験をもとにわかりやすく紹介します。
ユニフォーム洗濯
下級生は先輩の汚いユニフォームを洗わなければなりませんでした。
つらいのが、全体練習が終わり、自主練習が終わり、食事、風呂が終わって10時頃からの作業でした。
泥を手動で擦ってから、洗濯機に突っ込み干すという作業を夜の10時過ぎから行わなければならないので疲れている中本当に苦痛でした。
食事の配膳
とても悪しき習慣だったと今も思えますが、寮生活では60人くらいいたのですが、1年生が2、3年生の食事を並べなければいけません。
食事は寮のスタッフの方が作っていたのですが、それを並べたりするのに毎回20分程度かかっていました。
また、片付けも全て1年生の仕事でしたので、それも10分程度かかり、毎回食事の準備と後片付けだけで30分の時間を使っていました。
食事くらいは、自ら取りに行き、自ら下げるべきですよね。
教育の観点からも悪しき習慣でした。
寮の掃除
これもクリーンな高校でしたら年代など関係なく全員で掃除をするものですが、上下関係を悪用しているような野球部でしたので、寮のあらゆる所の掃除は1年生の仕事でした。
トイレ、廊下、玄関、食堂、部屋など全ての場所を掃除していました。
当時はそのように思っていましたが、掃除は全員でやるべきですよね。これでは上級生はより横柄になり、チームとして結果が出にくい組織になっていますよね。
先輩を起こしてから朝の準備
朝の自主練習に行く先輩を起こすために、6時頃に毎日起こすことをしていました。
そこから先輩や自分自身の身支度などをしなければならないので朝から学校までの時間も大変でした。
とにかく理不尽でした。
突然夜中にスリッパで叩いて起こされる
頭のおかしな先輩もいました。
寝ている所をスリッパで頭をたたき、起こすことが楽しいみたいで、時々たたきおこされました。
当時は閉鎖的な空間ですし、反論などできませんでしたが今考えると犯罪ですし危険行為ですよね。
まとめ:寮生活は危険です
結論としては、寮生活は危険です。つらいです。
指導者等が常に寝泊りを共にすればリスクは軽減されるかもしれませんが、24時間同じ空間に人といることは本当につらいです。
できることならば、自宅通勤できる学校を選んだ方がいいかもしれません。
ただ本人の意思ではあるので、強い気持ちを貫いてほしいです。
こちらの記事もオススメです。
コメント