この記事では、夏の甲子園での投球数ベスト10と、その後は故障をしているのか、またはプロ野球選手になったのかなどをまとめました。
今では、球数制限も導入されておりますし、酷使する風潮を否定する意見もちらほら出始めました。
佐々木朗希選手の登板回避などが一つの例です。
佐々木朗希選手の登板回避の内容などはこちらでまとめました。

それではまとめていきたいと思います。
夏の甲子園での歴代投球数をまとめました
順位 | 名前 | 年度 | 高校 | 球数 | プロ | 故障 |
1位 | 斎藤佑樹 | 2006 | 早稲田実業 | 948 | 日本ハム | 右肩痛等 |
2位 | 吉田輝星 | 2018 | 金足農業 | 878 | 日本ハム | – |
3位 | 川口知哉 | 1997 | 平安 | 820 | オリックス | – |
4位 | 今井重太郎 | 2014 | 三重 | 814 | – | – |
5位 | 島袋洋奨 | 2010 | 興南 | 783 | ソフトバンク | 大学にてひじ痛 |
6位 | 大野倫 | 1991 | 沖縄水産 | 773 | 巨人 | 右肘疲労骨折 投手断念 |
7位 | 松坂大輔 | 1998 | 横浜 | 767 | 西武他 | 肩・肘等 |
8位 | 吉永健太朗 | 2011 | 日大三 | 766 | – | 野手転向 |
9位 | 福岡真一郎 | 1994 | 樟南 | 742 | – | – |
10位 | 古岡基紀 | 1998 | 京都成章 | 713 | – | – |

プロ野球選手には10人のうち6人誕生している
そもそも投球数が多いということは、それなりに勝ち上がっているためであり、投手としての能力も高いからです。
筆頭が松坂大輔投手で、ほとんどの方が知っている選手ですよね。
あの夏の準々決勝のPL学園戦以降の酷使による大活躍はすごかったですね。
晩年は故障を連発してしまい、残念ながら日米通算200勝には到達できませんでした。
酷使され続けた結果として、晩年の故障を招いていたとしたら、残念ですね。
故障者続出なのは投球過多の影響なのか
投手の肩は消耗品と言われる理由がこういった故障者が将来的に続出してしまうこともわかりますね。
アメリカでは、投手酷使指数などの数字もあります。こうした甲子園球場での投球過多を、度々クレイジーと報道されています。
筒香選手も以前このように述べていました。
大野投手はこの甲子園の登板で肘を故障している
沖縄県勢初の優勝を狙っていた沖縄水産高校のエース、大野投手は、甲子園での投球過多により肘を疲労骨折してしまい、再起不能となってしまいました。
大学で野手に転校し、巨人へとドラフト指名されましたが、思ったような活躍はできず引退をしました。
ある意味被害者ではありますね。
松坂投手以外は大成していない
今のところ、松坂投手以外は目立った活躍ができておりません。
ケガであったり、投球フォームを模索していたりと、なかなか結果が出ていない状況にあります。
日本ハムの吉田投手は、まだ若い投手ですのでこれからに期待したいですね。
まとめ
今では球数制限が導入されていますが、1週間で500球などの、中途半端な規制となっています。
勝利至上主義から脱却するためにも、1試合100球以外で連投禁止などの制度ができればいいなと思います。
コメント