この記事は選抜甲子園が終わった後に選考のあり方について協議すると高野連が発表したことに対して、疑問が起きましたので記事にしました。
選考のあり方について協議するのではなく、今回の選考の不公平さについて協議してほしいと思いますね。。
2022年の春の選抜甲子園大会では圧倒的な力で優勝を果たした大阪桐蔭高校。
まさに横綱野球といったところでしょうか。
攻守共に圧倒的な力を見せつけていましたね。
投手陣もタレント揃いで、将来有望な選手が多く、夏の大会も楽しみですね。
残念ながら準優勝に終わってしまった近江高校。
元々は近畿大会ベスト8でありながら、選考に漏れてしまいました。
エースで4番の山田選手が柱となり、選抜選考を期待されましたが、落選となりまして、非常に残念でした。
しかし大会直前に、近畿地区の代表校である京都国際高校が、新型コロナウイルス感染のために、大会を辞退したのです。
京都国際高校には、プロ注目投手である、サウスポーの森下投手がおりましたので、優勝候補の一角でしたので、非常に残念でした。
京都国際が辞退したことによって、急遽代替出場となった近江高校は、あれよあれよと勝ち進みまして、準優勝となりました。
急な出場にもかかわらず、結果を残すということは、本当に強いチームですし、近畿勢のレベルの高さを改めて思い知りました。(東海地区の聖隷クリストファー高校が代替出場すべきだったのではという意見もわからなくもないですが)
ここまでの問題としては、高野連にはなんの落ち度もないでしょう。新型コロナウイルスは現状の対応では辞退という形は仕方ないと思います。
聖隷クリストファー高校が衝撃の落選をしてしまった
しかし、今回東海地区大会で準優勝しておきながら、落選をしてしまった学校があるのです。
聖隷クリストファー高校です。
選抜甲子園の選考方法は、地区大会の成績を参考とし、各地区から算出をされます。
東海地区ブロックは、愛知、岐阜、三重、静岡から2枠が選出されます。
準優勝となった聖隷クリストファー高校は、順当にいけば、当確というくらい選出される予定でした。
初出場の予定だったこともあり、選考の日には、多くの報道関係者が集まっていたことは予想できます。
しかし、まさかの落選となってしまいました。
これは衝撃的ですよね。
東海地区の優勝高校が、同じ静岡県の日大三島高校であったため、静岡県での2校での選出が濃厚のはずでした。
聖隷クリストファー高校の代わりに選出をされたのは、岐阜県の大垣日大高校です。
ベスト4のチームが逆転での選出となってしまったのです。
聖隷クリストファー高校は、決勝で大差で負けてしまった等、そういったマイナスな理由はありませんでした。
強いて言うのであれば、優勝、準優勝校共に静岡県であったため、新聞社からすると、地域が重複してしまい、販売部数に影響があったことかもしれません。
しかし、今回の選出理由が、高野連の発表によると、
「個人の力量で勝る大垣日大高校を選出しました」とのことでした。
まず、個人の力量という言葉が、定性的で、ぼんやりしすぎて理解することが出来ませんよね。
そもそも、そんな理由で選出をするのであれば、予選をする意味がないのではないかと考えることもできてしまいます。
高野連のあり方とはいったいなんでしょうか
大会終了後に、選考のあり方について議論するということ自体が、ただの形だけですし、結局風化してしまっているので、本当に無念だと思います。
今でも聖隷クリストファー高校がかわいそうと思います。
選考をより明確化して、今回みたいな不公平な選考をなくしてほしいですよね。
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