球界を代表する打者である山田哲人選手。
トリプルスリー(打率3割・ホームラン30本・盗塁30)を3回も達成している選手です。
また、東京五輪での大活躍は記憶に新しいでしょう。
山田選手がブレイクした後から度々注目をされている、ティーバッティングについて今回は内容を解説していきます。
小中学生でもすぐに取り入れることのできる内容ですので、実践に役立ててもらえるといいなと思います。
11種類を紹介します
バットを8の字に振って打つ
体の前で8の字を描くようにした後に、打球を打ちます。
ヘッドの重みを意識することができるので、バットをスムーズに出すことができます。
ノンステップで流し打ち
ステップをしないで、真ん中より右に引きつけて打っています。
バットをインサイドアウトでスムーズに出すことができるようになります。
ノーマルのスイングで流し打ち
こちらは足と連動させて、バットをスムーズに出す練習です。
低めを打つ
低めのボールをすくいあげるように打っています。
実際に低めを打つスイングを、ティーバッティングで打つことで、素振りやイメージトレーニングではできない、ボールを打ってスイングを固めることができます。
高めをうつ
高めを大根切りのようにうつのではなく、実際にスイングするように、レベルからアッパースイングで打っています。
歩きながら打つ
歩きながらうつことで、バットをスムーズに出すことができます。
歩きながら打つことを繰り返し行う
体を連動させながら、バットをスムーズに出すことができます。
横から距離を取り、速い高めのボールを打つ
しっかり引きつけてからうちますので、バットの出し方の練習になります
緩いボールを打つ
こちらも引きつけて打つことができます。
ワンバウンドのトスを打つ
こちらも同じく引きつけて打つことができます。
左打ち
バランスを整えることができます。
ホームランを打つためにはどのような練習をすればいいのでしょうか?こちらの記事を参照ください。
11種類のティーバッティングを行う目的を考えましょう
紹介した11種類のティーバッティングには、それぞれに役割があることがわかりました。
ただスイングをするのではなく、この練習は体が開いてしまうのを抑えるための練習であり、この練習は速球に対応するための練習と、役割を意識していきましょう。

まとめ
一時期落合博満氏が、「ティーバッティングは効果がない。実際にピッチャーが投げるコースではないからである。」と本などで伝えてから、ティーバッティングの有効性に疑問符がつきました。
しかし、山田哲人選手のティーバッティングが取り上げられたことで、その有効性が再認識されています。
皆さまも、どんな練習でも無駄だとは思わず、やる前に目的意識を持つように取り組んでいきましょう。
上達を願っています。
おわり
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