この記事はお手本にしたい右投手で速いボールをなげることのできる、投球フォームが美しい選手8人を紹介します。
投球フォームが理にかなっていると、ボールに正しくエネルギーが伝わり、速球を投げることができます。
1人ずつ紹介してきます。
右投げの速球派投手8人です
ダルビッシュ有投手
ダルビッシュ投手の真似をしたいポイントは、力感のないフォームから、力強いボールを投げることができるところです。ここは真似をしたいポイントとなります。余計な力が一切働いていないですね。
また、球種も多彩で、同じ投球フォームから、様々な変化球を投げることができます。
以前の日本シリーズで、巨人相手にスローカーブを多投していたことを覚えていますでしょうか。
この時故障をしていて速球を投げることができなかった影響もあったと後日本人が語っていましたが、テレビを通してみても投げ方が速球とほぼ同じで、打者が翻弄されていました。
田中将大投手
田中投手の投球フォームで目に付くポイントは、内股でパワーが体から逃げない状態で、リリースの時に最大限の力を発揮できる点ではないでしょうか。
投球前の右腕のトップの位置も美しいですね。
軸足の右足で立っている姿も、押されても倒れなさそうで美しいです。
高校自体の投球フォームからほとんど変わっていないので、高校時代から投球フォームはすでに完成されていました。
佐々木朗希投手
佐々木投手の投球フォームは、左足を高く上げたフォームから、内にパワーをためて、そのままリリースの瞬間に力をすべて出すというとても美しいフォームとなっています。
大リーグの伝説的投手、ノーラン・ライアンの投球フォームと似ていますね。
投げ終わりに、右足が一塁方向に行くことからもわかるように、内またで力が逃げないような投球フォームをしていますね。
内またな点は田中投手と同じではないでしょうか。
2022シーズンは、MAX164キロに加えて、完全試合も達成するなど、衝撃的なシーズンを送っています。
将来的には、MAX170キロに加えて、世界でナンバーワンの投手になることを期待したいですね。
大谷翔平投手
日本ハム時代に、165キロの速球を投げた時は、衝撃的でしたね。
佐々木投手がしなやかな投球フォームであれば、大谷投手の場合は対照的にパワフルな投球フォームですね。
おそらく体つきが大谷投手の方が大きいからそのように見えるのかもしれません。
お尻をねじったりせず、上げた左足をそのままバッターの方向に向かうことも、真似をしたいポイントとなります。
高校野球でのオススメ商品はこちらです。千賀滉大投手
千賀投手も、160キロ以上のボールを投げることができます。
軸足の右足で立っている姿から、体を大きくねじらずに、体重移動で深く沈みこみ、リリース後も体がブレることなく、パワーを外に逃がさずに伝わることができています。
現在日本球界でトップクラスの投手ですし、本人も目メジャー志向ですので、将来的な活躍が楽しみです。
山本由伸投手
山本由伸投手は、他の速球派投手とは少し違う投げ方をしていると思います。
アーム投げや、ショートアームといった言葉がこの頃からよく聞くようになります。
軸足でパワーをため込むように立つところまでは他の速球派投手と変わりません。
右手のテイクバックの使い方ですが、グローブを持つ左手と一直線になっています。
テイクバックの小さなフォームが以前は主流でしたが、その投球フォームですと、肘を故障する投手が多い傾向があります。
山本投手の両手をまっすぐにして投げるフォームが、今後のトレンドになるかもしれません。
菅野智之投手
少年野球をしている人には最も真似をするべき投げ方ではないでしょうか。
巨人のエース、菅野投手です。全ての球種が一級品と言われています。
動画をみてわかるように、右足を上げてから投げ終わるまでの一連の動作が、流れるように一切無駄がないように思えます。
内またで体がぶれずに、投げ終わった後も軸足が一塁方向を向いていますね。
今まで紹介した投手と共通している部分があります。
藤川球児投手
最後に、藤川球児投手の投球フォームを紹介します。
セットポジションから、軸足にしっかり体重を乗せた後に、胸をしっかりをはり、トップを作った後に、腕を高い位置からしっかりとリリースをしています。
他の投手よりも速球の回転数が極端に多く、テレビ画面からでもホップしているような印象を受けました。
オールスターでカブレラ選手に予告ストレートののちに、三振を奪うシーンは記憶に新しいですね。
速球派投手の共通点
今回、8人の投球フォームを紹介しましたが、共通点がいくつかありましたので紹介します。
- 軸足で立っている姿が美しい
- 左足を上げた後の投球動作にねじるなどの余計な動作が少ない
- 右手のトップの位置が方と平行で美しい
- 内またでパワーロスが少ない
この4点が印象的でした。
真似できる点は全て真似したいですし、できれば全部取り入れたいところですね。
まとめ
今回は参考にしたい8人の速球派投手を紹介しました。
8人全員とも、プロ野球の世界で一流の結果を残していますし、誰のフォームを参考にしても間違いないでしょう。
ただ、フォームと平行して、速球を投げられるようなトレーニングも多くしています。
トレーニングをし、投球フォームになじませていければ理想的ですね。
真似をしたい選手がいたら、何度も動画をみながら、シャドーピッチングや、投球練習をすることをおすすめします。
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