この記事は、万引きや選手の私物を盗んでしまい、逮捕もしくは球団から解雇されてしまった選手を紹介します。
非常に狭き門である、プロ野球になることを実現した選手たちが、なぜ万引きをして転落することになってしまったのでしょうか。
今回は3人を紹介してきます。
小野仁選手
2022年1月15日、量販店からシャンパンを盗んだ疑いで逮捕されました。この時45歳でした。
秋田経済法科大付属高から日本石油を経て、巨人へ逆指名のドラフト2位で入団しています。
アトランタ五輪にも日本代表として選出され、活躍をしました。
しかし巨人に入ると、二軍の帝王と呼ばれるほど、二軍では毎年のように活躍するのですが、一軍ではなんどもチャンスを与えられながら、ものにできず、近鉄へとトレードされます。
近鉄でも活躍できず、戦力外通告を受け退団しています。
柿澤貴裕選手
2018年6月に同僚の選手から100点以上、グローブなどを盗んだ容疑で逮捕されています。この時は23歳でした。
2012年に鹿児島県の神村学園高等部からドラフト6位で楽天に入団しました。
盗みとは別件で、練習中に脱水症状で倒れたことがニュースになったりもしました。
二軍ではいい成績を上げることが多く、二軍での月間MVPを受賞しています。しかし一軍での出場はありませんでした。
2017年にトレードで巨人に入団しましたが、ここでも逮捕されるまで1軍の出場はありませんでした。
楽天時代のあだ名は「ルパン」であることから、楽天時代から常習性があったのではないでしょうか。
古谷優人選手
2021年12月24日に、他の選手の私物を盗んだことにより、球団との選手契約をせず自由契約となりました。被害届はでておりません。自由契約となった時は22歳でした。
ソフトバンクホークスからドラフト2位で入団され、速球派左腕として将来を嘱望されていました。
3軍選で160キロを投げるなど、非常に有望な左腕投手でした。
他の選手の私物を盗んだ4年目の年は、飛躍の年となり、登板数は13でありながら、防御率は2.03を記録しており、これからの活躍が期待されていました。
古谷優人選手は、盗みなどしなくとも、将来的には大金を稼ぐことのできる可能性を大いに秘めていたので、非常に残念でした。
当時は古谷優人選手とは別の清掃員も盗みを働いていたため、そのどさくさに紛れて行ったのではないかとも言われています。
一流の選手に比べて年俸差が100倍ある場合も
柿澤選手の年俸は当時500万円で、楽天から巨人にトレードで入団して巨人では2年目でした。
他の選手のロッカーには、年俸5億円以上の選手もいて、自身の年俸の100倍以上ありました。
転売の総収入が100万円以上といわれていますので、生活の足しにはなったのではないでしょうか。
しかし、窃盗は犯罪です。
病的な部分もありますが、善悪がつかなかったことは非常に残念ですね。
盗みは絶対にしてはいけません
3人とも大学をでておらず、高校でてすぐにプロ野球選手になった人が2人、社会人野球を3年間経由してから入団した選手が1人です。
大学にいっていないからと直結することは難しいからかもしれませんが、人間教育が足りなかったのかと思います。
しかし、盗む行為は絶対にしてはいけないことです。
まとめ
3人とも、1軍で活躍できず、また年俸が高くないといった共通点がありました。
せっかく野球エリートで、野球をしている人からしたら憧れの存在ですので、つまらない理由で解雇や逮捕されてしまわないように、しっかりとした研修などを継続的に行ってほしいと思います。
こちらの記事もおすすめです。
コメント