この記事は、現在世の中を席巻しているCHATGPTを活用して、野球のことを質問するとどのような返事があるか検証してみようと思い、今回は投手として上達するにはどのようにすればいいのかと聞いてみました。
聞いてみたところ、非常に有意義でわかりやすい解答がありましたので、まとめました。
投手として上達するためにはどうすればいいのでしょうかとAIに質問しました
ざっくりとした質問ではありましたが、「投手として上達するためにはどうすればいいのでしょうか」と質問をしてみたところ、5点の項目に分けて返事がありました。
原文を残したまま、それぞれ5点をまとめています。原文のままなので、わかりにくいところもありますが、旧石器時代の「投手として上達するためにはひたすらランニングだ!」などというような老害の指導者よりもよほど個人的にはわかりやすく感じました笑(ランニングを全否定しているわけではありません)
フォームの改善
1.フォームの改善
投球フォームは、速度やコントロール、球種を投げるために非常に重要です。自分のフォームを見直し、改善することで、より効果的な投球ができるようになります。自信がない場合は、コーチや先輩にアドバイスを頂きましょう。(原文)
一番最初の回答が、フォームの改善でした。
これはいい投手としての絶対条件ですよね。
投球フォームは、速度やコントロール、球種を投げるために非常に重要です。
ここがポイントで、打者を抑えるためには、球速(速度)、コントロール、球種(変化球)の3要素の質を高めていかないと確率があがらないですよね。
そこをまず結論付けて最初に述べているところがとてもわかりやすいポイントです。
ストレングス・コンディショニングのトレーニング
2.ストレングス・コンディショニングのトレーニング
投手は、短時間で最大限の力を出す必要があります。ストレングス・コンディショニングのトレーニングを行うことで、球速や制球力を向上させることができます。投手専用のトレーニングメニューを作成し、継続的に取り組むことが重要です。(原文)
ストレングス・コンディショニングのトレーニングとは何かよくわからなかったので、調べてみました。
以下はNSCAジャパンHPからの引用です。
ストレングス(Strength)とは、筋力、パワー、筋持久力のみならずスピード、バランス、コーディネーション等の筋機能が関わるすべての体力要素に不可欠な能力です。単に力発揮の大きさを表すだけでなく、状況に応じて適切に筋活動をコントロールするための「神経-筋系全体の能力」と定義されます。
コンディショニング(Conditioning)とは、スポーツパフォーマンスを最大限に高めるために、筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など競技パフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えることです。また、一般の人々にとっては、快適な日常生活を送るために、筋力や柔軟性、全身持久力をはじめとする種々の体力要素を総合的に調整することです。
ストレングス(筋力)トレーニングは、本来コンディショニングの一部として捉えるべきものですが、NSCAが「ストレングス」と「コンディショニング」の両方を掲げているのは、NSCAがコンディショニングにおけるストレングストレーニングの役割を強調しているためです。
要するに、合理的に満遍なく鍛え、ケガをしない体つくりを行い、最短で鍛え上げるようなトレーニングと解釈しました。
闇雲に練習をするのではなく、合理的に練習を行うことはとても大切ですし、自分自身の長短を把握し、またそれを管理しアプローチをしてくれるコーチが重要ということですね。
試合のマウンドに立つこと
3.マウンドでの経験を積む練習だけでなく、実際の試合でマウンドに立つことが上達につながります。
これも当たり前のことながら非常に重要ですね。
ブルペンと実際のマウンドは全く状況が異なるので、ギャップを解消するために試合のマウンドに立つことは必須でしょう。
ストライクゾーンの攻略
4.ストライクゾーンの攻略
投手としては、ストライクゾーンを攻略することが必要です。
これはつまりストライクゾーンを上手に活用するということでしょうか?
ストライク一辺倒でしたら打者も打ちやすいので、ストライクからボールになる変化球や、ボールゾーンの速球など、幅広く使うことの重要性を訴えていると解釈しました。
コントロールの向上
5. コントロールの向上
コントロールを向上させることは、投手として非常に重要なスキルです。
5つ目の回答はとてもざっくりとしており、4の回答と重なる部分がありました。
4のストライクゾーンの攻略の精度を高めていくことが必要ということでしょうか?
いずれにしても、投手にとってコントロールは重要ということでしょう。
ストライクが入らないと試合が成立しませんし(最近のアスレチックスの藤浪投手がいい例です)、コントロールが定まらず、甘いボールは打たれてしまう確率が高まります。
コントロールは必須ということで解釈しました。
その他
投手として上達のためには、技術や体力面だけでなく、メンタル面も重要です。練習や試合での失敗に挫けず、常に向上心を持ち続けることが大切です。また、コーチや先輩からのアドバイスを活用し、自分自身のプレーを見つめ直すことも必要です。
この上記の文章が5点の回答の他に、最後に加えられていました。
メンタル面の重要性と、向上心、素直さが大切と最後のまとめのような形で回答しています。
つまり、どのような立場、競技であってメンタル面の重要性と、向上心、素直さといった個人の内面の部分が重要ということですね。
日頃の生活から意識していくということで解釈しました。これからの時代は野球を科学していくべきでしょう。
まとめ
興味本位で今回はChatGPTに質問をしてみましたが、想像以上に精度の高い回答があり、とても質の高いものばかりでした。
当たり前のことですが、実際このように返事が来ると、投手として上達するためにはやるべきことが多くあるということがわかりました。
またChatGPTを活用し、野球のことを調べてまとめていきたいと思います。
こちらの記事もおすすめです。
コメント