こんにちは。けんさんです。
運動部とはそもそも理不尽なことがたくさんあると思います。その中でもけんさんが特に理不尽だなと思っていたことをまとめてみたいと思います。
以前の理不尽な記事はこちらです。
連帯責任:1人が失敗をすることでなぜか全員が責任をとる
ダイヤモンドでのボール回しの時に、誰か1人が送球エラーをした時に、全員でスクワットやジャンプをしなければならないのはなぜなんだろうと思っていました。
実際にそのようなことがあったことで上級生だけではなく、同級生からもミスを連発していた選手に対していじめに近いようなことされていました。
当時は高校生なので気持ちはわからなくもないのですが、そういういじめを助長するような練習の仕組みは本当によくないと思います。
野球の指導者というのは年配の方が多く、かつそういった理不尽な経験をしてきているので、それを指導する立場になって同じことを繰り返してしまう悪循環になってしまっていると思います。
野球をしない人がどんどん増えてしまいそうですよね。
無駄な声出し:呪文のように声を出し続けて意味がなかった
「しまっていこうぜ~!」「いこうぜ~!」「さあいこう!」
このような声出しをよくしていました。それは指導者や先輩からはよく「声をだせ」と言われていたのでひたすら意味のない声出しを繰り返していました。
確かに傍からみれば、活気のあるグラウンドでいい光景なのかもしれません。しかし声を出す目的が、
- チームが勝つこと
- 上達すること
なのであれば、「しまっていこうぜ~!」なんて言ってもなんの意味もないですよね。
「今のプレーは一歩目の動き出しがよかったから継続していこう」
「この状況を想定して打ったことがよくわかるよ、ナイスバッティング!」
などここまで具体的ではないにせよ、意味のある声出しをしていかないとならないですよね。
高校生の頭ではなかなか厳しい所があると思いますので、指導者が率先して声出しの内容を変えていかないといけないと思います。
無駄な練習:個人に合わせた練習ができず効果的な練習ができなかった
平日だと、午後3時から午後7時までが全体練習であったとします。
Aさんはバッティングが苦手、Bさんは守備が苦手。でもバッティングの練習は2時間、守備練習は2時間なのです。これでは課題は解決しないですよね。
意識の高いAさんは、その後自主練習で2時間バッティング練習をしていました。
一見意識が高く、美談ととらえがちですが、全体練習を縮小して、個人練習の割合を大きくすれば、もっと早く帰宅することができるようになると思います。
サラリーマンでもそうですが、長く働く人が凄い、偉い人と思われがちですが、練習もただ漠然と長く練習をしたところで上達はしませんよね。
ただ意識の高いAさんみたいに、上達をしたいが、上達する方法がわからずただやみくもにダラダラと長い時間練習する人が多いのです。
もちろん長く練習しているんだぜという自己顕示な部分もあるかもしれません。
しかしこういった悪しき慣習を打破しないと、野球を続けてもすぐに退部してしまう人はこれからも変わらず一定数存在し続けるかもしれませんね。
今悩んでいる人がいたら、解決策になるかはわかりませんが早く引退できるようになるといいですね。
おわり
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