この記事は高校で野球部に入部したのにもかかわらず、一度も練習試合に出れずに3年間の高校生活が終了してしまうことを問題視した記事です。
実際私も高校野球をしていたのですが、そのような同期は少なからずいました。
高校野球はビジネスとなっていて、勝利至上主義が蔓延していることが事実なのです。
試合に出られないことほどつまらないことはないです
想像でもわかると思いますが、せっかく野球部に入部しても、試合にでれないことは本当につまらないです。
ましてや高校野球でしたら、同年代の周りの選手が試合に出場している中で、試合に出れないのは悔しいですしつらいことです。
3年間一度も練習試合に出場できない人もいました
同期の部員の中には、3年間一度も練習試合にすら出場できない人もいました。
入部したての時期から、体の動かし方などを見て、選手としては使えないと判断されてしまったと思います。
勝利至上主義により、被害を受けてしまった選手です。
昔ながらの指導者で、強豪校になると3年間出場できない人が増えていきます
私の同期もそうですが、勝つことがビジネスとなっている高校においては、3年間出場できない選手も多くいます。
練習に参加できるならまだマシかもしれませんが、入部早々に学生コーチを打診されることもよくある話です。
Bチームを作れないならなぜ部員募集を少なくしないのでしょうか
勝つことで学校が潤い、指導者も潤うということであれば、Aチームさえ強ければいいものです。
試合に出れない人の野球生活など、どうでもいいのです。
ましてや、「試合に出れないことで人間的に成長に繋がる」などと、ある種洗脳に近いような形で選手に納得をさせるのです。
スタートから躓いた選手は、3年間を棒に振ることになってしまうのです。
智辨和歌山高校は1学年10人の募集なので試合に出れないリスクが少ないです
全員の面倒をみることは、1学年10人以上はできない方針のもと、智辨和歌山高校の野球部には1学年で10人のみの入部となっています。
近年も全国制覇を成し遂げたりと、超強豪校ですよね。
最大で30人という部員数は、他の野球部と比較をすると少なく感じるかもしれませんが、最も合理的であり、かつ選手にとっても良いことでしょう。
貴重な3年間を無駄にしてはいけません
3年間、一度も試合に出場できず、自分自身で、こういった世界もあると言い聞かせて過ごしていいものでしょうか。
進路選択の際に、中堅校で試合に出場するくらいならば、強豪校で試合に出場できなくてもいいという考えを聞きます。
それは間違っています。
野球は自分自身で動いてプレーするものであり、同期のサポートをしたり、雑用をするためではないからです。
3年間の学校・部活動が台無しになるのでそのような部は減らしていくべきです
そもそもそういった部員が100人以上いるようなチームで、かつBチームがないようなチームには、レベルが合っていない場合は入部するべきではありません。
試合に出場できないと、野球は上達しません。出場機会は大切です。
まとめ
今回は、3年間試合に出れないつらさを、経験談をもとにまとめました。
試合に出れないことを、大人になって美談に語る人もいますが、高校選びは無理をせず、自分にとって条件の良い所を選んでいきましょう。
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