この記事は高校野球の甲子園大会において、猛暑が続く危険な状況の中でも、ほとんど問題提起されず、またあまり効果のないような手段を用いて対応しているところに疑問をもち記事にしました。
10分間のクーリングタイムという、いわば休憩時間を試合中に設けることによって、選手の安全以外にも、使い方によっては勝敗に直結してしまいそうなこの新しい制度を検証していきます。
クーリングタイムとは
クーリングタイムとは、5回終了後に、10分間の休憩をとり、その際に涼しい部屋に移動し、水分補給などをばかり回復を行うことです。
クーリングタイム後に足をつる選手続出
せっかく回復を計る機会にもかかわらず、回復しているようでプレーの続行が不可能になってしまった選手が複数おりました。
猛暑で1時間以上プレーをした後に、急激に体を冷やすため、体に変調をきたし、足を攣りプレーが不可能となってしまった選手が存在しています。
グラウンドの体感温度は45度ともいわれ、当主に限ってはさらに暑いと言われています。
温度差により筋肉が硬直したということでしょう。
今後はクーリングタイムの対策を各チームで行っていかないといけないでしょう。
スーパースター松井秀喜氏も甲子園の二部生を提唱している
松井秀喜氏も、甲子園大会は朝の早い時間から2試合行い、暑い時間帯を避けて、夕方になってからまた2試合を行うべきではないかと提唱しています。
まさにその通りで、観客や視聴者よりも、選手ファーストで考えれば、そちらの時間帯の方が安全でしょう。
しかしながら、観客や視聴者、また夜間の電気代などの影響により実現には至っておらず、今後も実現することは厳しいでしょう。
マスコミ主催の大会のため時間等の批判的な意見が少ない模様
夏の大会の主催は大手新聞社です。
またテレビ番組でもコンテンツとして成熟しています。
ドル箱のイベントに対して中々否定的な意見は出てきません。
新聞やテレビではほとんど聞かないでしょう。
YouTubeで意見がでていたりもしますが、そのような声を拾い上げることはほぼありません。
まとめ
選手の安全や健康面に留意して制度が少しずつ変わってはきていますが、結局は甲子園大会が営利目的で開催続けている限り、小手先だけの変更にとどまり続けることでしょう。
今後は、大赤字覚悟で選手ファーストで開催してくれるような企業にコンテンツを買収してもらい、実施されることを願います。
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