この記事は、東海大菅生の元監督が暴力を働き、学校側に解雇されたにもかかわらず、しれっと指導者として復帰できている理由や背景を考え、まとめました。
不起訴処分となり顧問として復帰した
部員に暴行を振るったことで、書類送検をされていましたが、不起訴処分となったことで、指導者に復帰しています。
𠮟って伸ばすという本を出版していましたが、叱って伸ばすどころか、大問題に発展してしまいましたね。伸ばすというよりも、委縮してなにもできなくなってしまったのではないでしょうか。
暴行された件に関しましてはこちらの記事にてまとめています。
なぜ簡単に復帰できてしまうのか
なぜ暴力を振るった指導者が一度解雇されても復帰できてしまうのかを、2つの理由から考えました。
父兄も監督の復帰を望んでいる
プロ野球選手になる、または甲子園に出場することで将来のためになると考えていることは、子供はもちろんのこと、父兄も同じように考えています。
選手の能力を伸ばすこと、またチームが甲子園に出場できる確率が高い指導者を誰かと考えると、やはり暴力をふるったとしても、元監督しかいないのでしょう。
今回の指導者復帰は被害を受けていない周りの保護者などもお願いをして復帰したと報道されています。
そうした体質のため、野球部からは一生暴力等がなくならないことでしょう。
高校野球はビジネスである
私立の学校は野球部を強化して知名度をあげる戦略は現在も存在しています。
古典的な方法ですが、野球部を有名にして学校の知名度を上げることで、受験生や入学者を増やす戦略です。
大学の系列高校はそれが顕著ですし、甲子園では同じ大学の系列校が対戦することもしばしばあります。
そうした学校の戦略もあり、暴力をふるうという教育上最も行ってはいけない大人を再び指導者として迎え入れることができてしまうのです。
まとめ
勝利至上主義などの考えは廃止するべきですし、スポーツクラスも廃止するべきです。
そうすることで、暴力を振るうようなおかしな指導者についていくこともなくなります。
部活動以外の経験をできるような仕組みにして、なにか1つのことを取り組むというような危険な状態にすることをやめるべきです。
そうすることにより、暴力などを振るった指導者は復帰できないようになればいいと願っています。
おわり
コメント