この記事は高校野球でメンバー外になるとどういった役割となり、その時の心境を経験談を交えて紹介します。
高校野球の強豪校と中堅校に入学するメリット・デメリットはこちらです。ベンチ入りのメリットも紹介しています。
ベンチ入りメンバーから外れた場合の役割
スタンドでの応援
現在はコロナ禍ということもあり、手拍子での応援に限られていましたが、夏の大会での公式戦では予選からスタンドにて応援をします。
よくスタンドとベンチ一体という言葉を耳にしますがそんなことはほとんどないです。
というのもスタンドにいる人はスタンドにいたくているわけではなく、メンバー選考から漏れてしまっただけだからです。
なのでスタンドの並び順としては、指導者からの指導がない限りは前から1年、2年、3年となります。
僕もベンチ外の経験が多かったのですが、同級生をスタンドから応援している時の気持ちは何とも言えませんでしたし、僕の方が上手な自信があったので悔しい気持ちでした。
先日の選抜甲子園の選考過程での理不尽さに洗われるように、メンバー先行も指導者の好みによって決まる部分もあり、背番号が2桁の選手はそれがよく現れます。
そういった経験上、スタンドでの応援はなかなか辛い経験となります。
バッティングピッチャー
投手をしている人は、大会が始まる1ヶ月前から調整としてバッティングピッチャーをします。
横並びで練習をしていたところで、ベンチ入りメンバーから外れた場合は調整期間中にバッティング練習のピッチャーをすることがありました。
嫌な先輩にも投げなければならないのですが、先輩たちが最終学年でしたので、負けたら即引退ですので遠慮なくインコースにシュート回転をしているストレートをガンガン投げ込んでいました。
チーム一丸となって勝利を目指していくことは虚像ですし、ましてや部員がたくさんいるような部では顕著かと思います。
ブルペンキャッチャー
キャッチャーでもないのにベンチ入りメンバーから外れるとブルペンキャッチャーをやらされることがあります。
なぜならベンチ入りメンバーが20人のうち、大抵投手が6人くらいいます。
経験上背番号としては、1、10、11、19、20番が投手で、他には1ケタ番号の野手(6番)等が投手を兼務している等で6人くらいいます。
しかしながら、捕手のベンチ入りメンバーは2人程度です。投手が多いので、必然的に何人かブルペンキャッチャーに回されることがあるのです。
自分自身のポジションではないので、身も入らないですし何より痛いです。そのようなケースは何回か経験しました。
ボールボーイ
試合中に2名ベンチの隣でヘルメットを被りながら審判にボールを渡したり、ファールボールを取りに行く人がベンチ入りメンバー外からおります。
大抵は1年生の有望株が行い、指導者が指名していました。
3年生が行うことはまずありませんし、行いたくないですよね。
他チームの試合の偵察
いわゆるスコアラーとして次の対戦投手等の分析を行うデータ係みたいな組織がありました。
指導者からは機能しているように思われがちでしたが、メンバー外のやる気のない人が分析をするので、なんの参考にもならない場合が多々ありましたし、インターネット検索すればすぐにでも出るような情報を正しいように伝えられている時はさすがに笑えました。
試合に出場できる学校に入学しよう
ベンチ入りメンバーから外れる経験は、大人になって経験の1つとしてとらえることができていますが、正直経験をしなくてもよかったとは思います。
ですのでこの記事を少しでも見ているかたは、試合に出場できるような学校に入学できるようにしていければと思います。
おわり
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