この記事は2023年6月に元オリックス・バファローズの園部聡選手が詐欺容疑で逮捕されたことについて、なぜ元プロ野球選手は頻繁に犯罪を犯して逮捕されてしまうのかを考えました。
詐欺容疑で逮捕されました
知り合いの女性から現金をだまし取ったという詐欺容疑で逮捕されています。
ロッカールームで他の選手の野球用具を盗んでフリマサイトへ出品したり、スーパー等でお酒を万引きしたりと、これまで元プロ野球選手が賑わせていましたが、今回は詐欺容疑でした。
そのうち婚活詐欺とかが出てきそうです。どうしてそこまで元プロ野球選手は犯罪が多いのでしょうか。
引退後はお金に困るということ
高校卒業から即プロ野球選手になると、年俸が同年代とは比べものにならないくらい貰えます。
ドラフト1位ですと、年俸1600万スタートの場合もありますし、ドラフト3位から6位の下位指名であっても、500万以上の年俸です。
高校卒業してすぐの年俸は、一般社会ですと300万が相場でしょう。
このような経験が金銭感覚を麻痺してしまうのです。
5年で解雇され、その後一般社会に入ったとしても、年収は下がり、生活レベルも下げなければならないので中々厳しい体験です。
野球ばかりしていたので社会常識が欠けている
プロ野球選手になる人は、学生時代から野球漬けとなります。
高校の授業も午前中の4時間のみで、午後は部活動といった形です。
一般の生徒とは違い、スポーツクラスといった名前で1日中野球部の人と過ごす場合もあります。
スポーツクラスについてはこちらの記事にてまとめています。
お金を稼ぐ方法がわからない
野球やスポーツを本格的に取り組んできた人は、同じような経験をしていると思いますが、プロ野球選手になった人は、大抵の人は厳しい上下関係の中でプレーをしてきたと思われます。
上下関係という制度は本当に腐っていて、下のものの考え方を否定し、従順な関係になるようなものです。
奴隷や下僕みたいなイメージです。
そういった環境下でいると、考えること、発想力がが乏しくなります。理由としては、物事を考える必要がなく、余計なことを考えて発言したりすると、暴力的に抑圧されてしまうからです。
これでは考えることが無くなってしまいますね。
命令されたことは得意ですが、自分で判断することが苦手となってしまいます。
プロ野球選手を引退した後に、サラリーマンになれる人は問題ないでしょう。
いままで培った上下関係を、サラリーマンの世界でも忠実に行えばいいので問題ありません。
しかしながら、サラリーマンになれなかった場合の、自分自身を売り込まなければならない環境に置かれた場合、発想力が乏しく犯罪行為に走ってしまうのではないでしょうか。
おそらくYouTubeから取り組み、そこから学童野球の指導者などにも取り組むでしょうが、収入はイマイチで、他に発想もやりたいこともなく、短絡的に犯罪行為をしてしまうのでしょう。
【楽天限定特典】ジェイソン流 お金の増やし方(新NISA対応!NISA完全ガイド(PDF)) [ 厚切りジェイソン ]野球漬けの環境を根こそぎ廃止するべきではないでしょうか
犯罪行為に走る理由としては、野球ばかりを経験してきたことによる、野球以外の社会生活の経験の無さや、視野の狭さ、また発想力の乏しさが考えられます。
24時間365日野球漬けなどの生活を廃止して、社会生活を最低限送ることができるように、スポーツクラスなどを廃止するべきと考えます。
まとめ
高卒ですぐプロ選手になった場合は、周りのサポート、教育が必要です。
サポートや教育を受けないと、将来的に犯罪者になることが多いと思われます。
未成年ですし、野球以外の経験をしていないので、正しい社会教育が必要となります。
その道を作り、今後元プロ野球選手の犯罪者が生まれないことを願っています。
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