この記事は高校野球で頻発する不祥事の中でも、個人的に最もインパクトのあるいじめについて紹介をしていきたいと思います。
10年ほど前の出来事で、風化してはきていまふが、今だに甲子園に出場したりと、レベルを維持している学校です。
愛媛県にある済美高校です。
選抜甲子園に初出場しそのまま初優勝した高校です。
夏の大会は決勝で惜しくも駒大苫小牧高校に敗退し、準優勝でしたが、インパクトは絶大でした。
主なOBには、元日本ハム、ヤクルトの鵜久森選手や、元広島、楽天の福井投手があげられます。
「カメムシを下級生に食べさせる」
この非常に悪質性の高い事件を紹介していきます。
後輩にカメムシを食べさせて1年間の対外試合禁止となった
2014年に上級生が下級生にカメムシを食べさせて、対外試合1年間の禁止処分となりました。
ニュースによると、カメムシの死骸を3秒間食べさせて、その後吐き出したとのことでした。
そのことにより対外試合1年の禁止となっています。
個人的には暴力行為よりも非常に悪質と感じています。
運動部で体罰等のいじめを経験した人ならわかる人もいると思いますが、その経験は一生消えることはありません。それがカメムシとなると、一生のトラウマになることは想像に難しくありません。
私自身が経験してきたいじめに関しましてはこちらの記事にてまとめています。
なぜ周りに止める人がいないのか
こういった悪質な事件がニュースになるたびに、周りの指導者が止めることができないのかという考えが生まれると思います。
しかし、いじめを行うものは根が腐っているので、指導者等の管理者が不在の際を狙っていじめを行うのです。
高野連の調査結果ではレギュラー組の遠征中にいじめが頻繁に多発している
済美高校のケースで同様でしたが、結局レギュラー組が遠征中に、頻繁にいじめが起こっていたとのことです。
遠征を選手たちを指導する人は当然怠慢ですし、そういった指導者の目が通らないところでいじめを行っているとすると非常に悪質です。
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傍観者やいじめを経験していない人などは、もう10年も前のことではないかと思いますが、このような経験をした人は、大小あれどいまだに苦しんでいる人もいるのです。
高校野球の長時間練習、野球以外の交流の断絶、軍隊式練習、理不尽な上下関係が無くならない限り、こうしたいじめや不祥事は一生なくならないでしょう。
まわりの大人が1人でも改善できるような人がいればいいと思っています。
おわり
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