この記事は中学硬式野球のリトルシニアに入部してわかったデメリット5点を、経験談を交えて紹介します。
- リトルシニアに入部しようか迷っている人
- リトルシニアに入部したことのある人で共感できる人
そんな人に読んでもらえると嬉しいです。
前回のよかった経験5点はこちらです。
親の負担が大きい
グラウンドの送り迎えが負担
リトルシニアのグランドは基本的には車を使わないと通うことができないケースが多いです。
自転車で行くことも可能ではありますが、雨の場合は車を使わないといけません。
そもそも野球場はプロ野球の球場でもない限り、河川敷や雑木林を切り開いた場所などにあり、アクセスは悪いです。
お茶当番の悪しき伝統
悪しき伝統は続くことが多く、1か月に2回ほど当番制でスタッフや部員の昼の食事の準備などをしなければなりません。
理解しがたいボランティアをしなければならないのです。なぜわざわざカレーライスなどを全員に作らないといけないのでしょうか。
自宅から持参したり、コンビニで購入すれば解決するのですが誰も声をあげずに継続されてしまっているのでしょうね。
確かにスタッフのコーチの方は平日は働いていて、会社員の方がほとんどです。
野球に携わるのが好きでほぼ無償でやっているとはいえ、お昼くらい自分で用意したらいいのにと思いますよね。
入部を検討する際はお茶当番があるかどうかを確認するのがいいと思います。
土日が野球漬けとなる
野球以外のことができない
リトルシニアのような硬式野球クラブチームは土日は朝から日が暮れるまで活動します。
中学校の部活動のような、土日どちらかが休みなんてことはまずありません。
土日が制約されるというある程度の覚悟をもって入部するべきです。
勉強が疎かになる
中学生は勉強もできて、バランスよく成長しなければならない時期ですよね。
土日野球を行うことで、野球がすべてという錯覚に陥りがちです。
ましてやリトルシニアでレギュラーになるような人は、ほぼ高校の野球部からスカウトが来ます。
中学生ですし、評価されて嫌な人はいないですよね。
野球で高校に入学できることがわかると、ますます勉強しなくなる悪循環になります。
実際私もそうでした。中学校2年生の段階で進路が決まり、学校の授業に全く身が入りませんでした。
そのことを非常に公開しております。
対策としては、勉強もある程度するように入部前の段階から意識付けが大切です。
古い指導者がいる場合がある
練習か単調になりがち
長い間指導者になっている人が多い印象です。
やはり土日しか活動がないので、練習はどうしても単調になりがちですし、指導者は変化を好まないひとが多いので、毎回同じ練習が多かったです。
土日は試合で使ってもらうためのアピールの場としての側面もあったとは思いますが。
結局は平日に自ら律して取り組んでいくしかないです。
選手起用が感情的になりがち
選手への評価が定量的ではなく、練習で声を出しているとか、ミスが多いけど個人的に使いたくなるなどの定性的になる場合があり、不公平になりがちです。
お茶当番に積極的に保護者がいらしているから選手を使うとかもあります。
(こういった側面もありお茶当番がなくならないのも事実です)
体罰の可能性がある
ケツバット・ビンタなど
エラーをした時や、指導者から見て気に食わない場合には、ケツバットやビンタをよくされました。
義務教育ではないんだと言って殴られていましたが意味不明ですね今考えると。
二度と経験したくないですし、そういう体罰は意味がないことを実感しています。
体験入部等でそのような様子があった場合は絶対に入部すべきではありません。
金銭面の負担が大きい
月謝が1万円
中学校の部活動ではないので、月謝は1万円ほどであったかと思います。
それは実際に活動の消耗品等に充てられる公正な額だとは思います。
しかし中学生の部活動に比べると高いですよね。
夏、冬の合宿かそれぞれ2万円
私が所属していたリトルシニアでは夏・正月と合宿はありました。
サラリーマンの方のお盆休みと正月休みに実施していました。
サラリーマンとなった今、お盆休みと正月休みを使って指導されていることに今は尊敬の気持ちが強いです。
イニシャル、ランニングコストが共に高い
特注のユニフォームにも5万円ほどトータルで費用がかかります。
またバットやグローブなども費用がかかります。バットに関しては2万円ですが、消耗品なので半年程度で買い替えなければならないです。
高校野球でのオススメ商品はこちらです。まとめ
デメリット5点を経験談を交えて紹介していきました。
全てに共通するデメリットでの対応策としては、
実際に体験入部を行い、目で見て確認をして少しでも疑問に思うところがあれば即入部をするのではなく、一旦立ち止まって考えるべきです。
野球だけの人間になならないことを願っています。
コメント