この記事は、高校野球を経験してきて、あまりにも現実世界とかけ離れているような出来事が多かったので、私自身が経験したこと5点をお伝えしていきます。
理不尽なこと、体罰、いじめのエピソード5点です
野球をある程度経験していた人なら、大抵のひとは理不尽なことを経験したかと思います。
私も野球をしてきた中で、理不尽なことや、体罰(体罰というより暴力でしょうか)、いじめも一通り経験してきました。
様々な経験をしてきた中で、今回は5点を紹介していきます。
日常的に体罰が行われていた
胸ぐらをつかむ、肩をグーで殴る、ビンタ、ノックバットで頭を叩くなど。
これらのことを日常的にされていました。
どのような状況でそれが起きるかというと、予測がつきませんでした。ただ先輩の気分によって攻撃をされてしまう状況でした。
退部をして訴えてやろうと何度も思いましたが、そのような世界もあるんだといいきかせて、先輩がいなくなる期間を耐え忍んでいました。今考えると暴行で逮捕されてもおかしくないレベルでした。
わざと気絶させて水をかけて起こすことを楽しんでいた
今でもトラウマとなっている出来事ですが、当時心臓に圧力をかけて、気絶をさせて、水をかけてもとに戻すみたいなことを上級生からさせられました。
とても怖い思い出ですし、今も時々思い出すとぞっとします。
世間でそれを行い亡くなった人もいます。
野球ばかりしていて常識がなく、かつ上級生になることでリミッターが外れてしまったことで、危険行為に及んでいたのかもしれません。
連日自主練習のサポートを延々とするため自分の練習ができなかった
所属していた野球部の練習時間が、全体練習が5時くらいまでで、そこから各々自主練習が始まります。
下級生は上級生に自主練習の手伝いをしなければなりません。
例えばトスバッティングなどのトスを、毎日ずっと上げ続けていました。
ナイター設備も完備していたので、地獄のような日々でした。
1日500程度、3時間は上げていたかもしれません。
両手でトスができるようになったこと以外でよかったことはないですし、毎日が苦痛でした。将来的に我慢強くなったとかそういったこともないので、ただ無駄な時間でした。
先輩の学生コーチのノックが危険
ある程度強い学校になりますと、選手としては活動せず、学生コーチとして裏方に回る人もいます。
話が少しそれますが、学生コーチの役割など高校野球にはいらないですよね。
その選手を外れた学生コーチが、野球の上手い下級生に対して、強烈なノックを放つことが多々ありました。
その様子をグラウンドで見ていたのですが、非常に危険でした。
硬式ボールは石ころと同じくらいの感覚で、当たると大変危険です。
顔面に打球が当たり、骨折をしたりする人を何人も見てきました。
そういう危険性がありながら、あからさまに強烈な打球をノックで放つのです。
砂利の少し混じったグラウンドでしたので、イレギュラーもしますし、その打球に対して顔を背けて取ろうとするのであれば、「ボールから逃げるな!」などと罵声を浴びせてくるのです。
この経験も、考えてみると傷害罪で訴えることも可能ですよね。
連帯責任で部室裏のしごき
練習後にグラウンドにボールが落ちているとのことで、部室裏に呼ばれて下級生全員でしごきを受けました。
内容としては、空気イスをさせられながら、アザが表に見えないような場所で暴行を受けました。
ボール1つ落ちていると10分の空気イスといった訳の分からないルールで苦しめられました。
そもそもボールも全て片付けているのにもかかわらず、ボールが定期的にグラウンドに落ちていることは、わざと仕組まれたとしか思えませんでした。
ただの集団暴行ですよね。
全ての経験が理不尽で必要のないことでした
今考えることですが、全ての理不尽な暴力を受けたなどの経験は、大人になっても何の役にも立っていないということです。
嫌な思い出として覚えていますし、高校野球がいい思い出と心から言える人がうらやましくもあります。
対策としては指導者不在の練習の禁止をするべきでした
結局のところは、全て大人の指導者がいないところで行われたことです。
このような理不尽なことが起きないためには、閉鎖的な環境をやめ、全ての練習に指導者が監視するようにするべきです。
指導者も黙認などせずに、まだ高校生でありますので、監視をするべきでしょう。
大人が対応しないといけないので、そのような野球部が1つでも減ることを願っています。
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